
ボーナスが出ない会社って選んだらマズイのかな
選ぶデメリットがあるのか不安
やばい会社を見極める方法が知りたい
このような悩みを解決していきます。

この記事を書いている僕も、2度の転職経験があります。
本記事の内容
- ボーナスがない会社を選んでも問題ない?
- ボーナスが出ない会社を選ぶデメリット
- ボーナスが出ない会社を見極めるコツ
- ボーナスが出ない会社を選んでも後悔しない方法
今回はボーナスが出ない会社を選ぶメリットとデメリットについて解説していきます。

この記事を読むことで、ボーナスが出ない会社を選ぶリスクが分かりますよ。
Contents
ボーナスがない会社を選んでも問題ない?
転職活動をしている中で、「ボーナスがない会社を選んでも問題ないのか」と疑問に思うことがるかもしれません。

結論からお伝えすると、ボーナスがないことを正しく理解していれば問題ありません。
正しく理解とは、ボーナスがない理由やメリット・デメリットのことを指します。
ボーナスがない会社について理解していくためにも、まずがボーナスがない会社の実情について詳しく見ていきましょう。
ボーナスが出ない会社の実情
- ボーナスが出ない会社は全体の3割程度
- ボーナスが出ないそもそもの理由
- ボーナスが出ない会社にもメリットはある
ボーナスが出ない会社は全体の3割程度
ボーナスが出ない会社の割合は、全体の3割程度になります。
(引用:政府統計の総合窓口)
ボーナスの有無は会社の規模によって大きく左右され、30人以下の組織になると支給割合は大幅に減ります。
また、支給割合だけでなく支給額も会社の規模に対して大きく変化してきます。

支給の有無や金額の目安は求人情報に記載してあることが多いので、漏れなくチェックしておきましょう。
ボーナスが出ない理由
次に、ボーナスが出ない理由についてお伝えしていきます。
ボーナスが出ない理由
- 給与形態が年俸制
- 業績がよくない
- 社員へ還元する気がない
ボーナスがない理由として、給与形態が年俸制になっている場合には支給されません。
年俸制の場合賞与額も考慮した金額になっていることが大半ですが、中には12ヶ月分の月給しか考慮せずに年俸提示してくる会社もあります。
何も確認しないまま承諾してしまっては損をするので、年俸制の会社を選ぶ場合には算出方法までチェックしましょう。
また、業績がよくない場合やそもそも社員へ還元する気がない会社であれば、早めに転職を検討しましょう。
いくら会社のために頑張ったとしても、目に見える形で還元されなければ都合の良いコマとしてしか認知されません。

会社にいいように使われる前に転職活動を始めておきましょう。
参考
ボーナスが出ない会社にもメリットはある
ボーナスが出ない理由についてお伝えしてきましたが、ボーナスが出ないことによるメリットも多少あります。
ボーナスが出ないことによるメリット
- 月給が高くなる
- 業績や景気に大きく左右されない
年俸制でボーナスがない場合には、ボーナスを考慮した年収を12ヶ月で分割して支払われることになります。

同世代の平均よりは月給だけを見れば高くなるでしょう。
また、会社が儲かっていることがボーナスの支払われる最低条件になります。
なので、業績や景気が不安定だと例年以下や支払い自体されないことがあります。
ですが、年俸制であれば事前に決められた年俸に応じて月給が支払われるため、業績や景気の影響を大きく受ける心配はありません。

年間安定して高い月給をもらう方が安心だと感じる人であれば年俸制の会社の方が向いているでしょう。
ボーナスが出ない会社を選ぶデメリット
ボーナスが出ない会社を選ぶデメリットについて解説していきます。
ボーナスが出ない会社を選ぶデメリット
- 仕事へのモチベーションが保てない
- 貯金ができない
- 突然仕事を失う可能性がある
仕事へのモチベーションが保てない
自分が頑張ることでもらえる給料に変動がなかったり、ボーナスが出なければいくら仕事が好きであってもモチベーションを保つのが難しいでしょう。

ボーナスがあることで、多少の辛いことでも乗り越えるための心の支えになります。
しかし、決められた給料しかもらえないのであれば、努力をし辛いことを乗り越えることに意味を感じなくなってしまうでしょう。
もちろん人事評価の場で正当に評価してもらえれば、昇給や昇格が期待できます。
ですが、仕事を続けていく中でモチベーションとなるのは、長期的な昇給ではなく明確にな基準によって決められているボーナスの有無です。

お金のためだけに働いていなくとも、正直ボーナスの有無がモチベーションに関わります。
参考
貯金ができない
毎月の少ない給料だけでは、正直貯金なんてできません。
実家暮らしで光熱費や食費などを抑えられる環境であれば別ですが、一人暮らしをしている人では生活費だけで給料の大半がなくなります。

残りわずかを貯金しようとしても、結局やむを得ない出費で削られますよね。
また、大きな買い物をしようとしてもボーナスをあてにすることができないため、毎月コツコツ貯めた貯金を切り崩して捻出しなければなりません。
毎月我慢ばかりでは息が詰まってしまい仕事どころではなくなるので、当初予想していたよりも貯金できないことに心当たりがあるはずです。

ボーナスの有無は貯金額や生活水準に大きく影響します。
参考
突然仕事を失う可能性がある
会社都合によってボーナスが支払われない場合には、経営状況が良くないサインです。
業績や景気の悪化によってボーナスを出す余裕がない場合は、人件費削減のための解雇や最悪の場合倒産する恐れもあります。
会社の経営状況が良くない場合としては利益を上げる以外には、経費を削減していくしかありません。

中でも、削減しやすいのが人件費になります。
やむなく人件費を削らなければいけない状況まで追い込まれていると事前の予告なく急な解雇通知をされるでしょう。

年々支給額が減っていたり事前の情報と入社後の状況が変わっている場合には十分な注意が必要です。
ボーナスが出ない会社を見極めるコツ
ボーナスが出ない会社を見極めるコツについて解説していきます。
ボーナスが出ない会社を見極めるコツ
- 人事へ直接聞いてみる
- 現在働いている人や退職者の声をチェックする
- 転職エージェントに内部事情を確認する
人事へ直接聞いてみる
1つ目は、人事へ直接聞いてみることです。
一番手っ取り早く、かつ正しい情報を得られる手段です。
会社のことであれば現在働いている人が一番詳しく、特に人事であれば間違いなく把握しています。
人事としても早期退職が出ることは困るので遠慮なく聞いてしまってOKです。
また、人事へ確認する時に「支給時期・支給額」についても確認しておきましょう。
ボーナスがあると言っても、支給額があまりにも低いと後々後悔してしまいます。

確認するタイミングとしては、一次面接などフラットに質問できる時にしておきましょう。
現在働いている人や退職者の声をチェックする
2つ目は、現在働いている人や退職者の声をチェックすることです。
企業側へ直接確認するのを避けたい人は、会社の口コミサイトをチェックしましょう。
会社の実情について詳しく記載されている口コミサイトは、転職活動を行う上で役立つサイトの1つです。

口コミをチェックする時には、今も働いている人と退職者の両方をチェックしておきましょう。
片方の意見だけでは内容に偏りがあるため、全体的な情報を整理し判断する必要があります。
ボーナスに関する口コミ内容をチェックする時には、ボーナスの支給額以外にも支給時期や回数など情報を見ておきましょう。
また、ボーナスが少ない人の口コミもチェックしておくことで、会社の中でのパワーバランスが分かり、希望している職種だとどのような待遇を受けられるかが分かります。

口コミサイトには昇給・昇格についての情報も載っているのでチェックしておきましょう。
参考
転職エージェントに内部事情を確認する
ネットからの情報だけでは判断していいか不安であれば、転職エージェントに内部情報を聞いてみましょう。
転職サイトと違い、転職エージェントでは求人の紹介だけでなく会社の内部情報も教えてもらえます。
より詳しい情報を聞けるのは、転職に関する総合的なサポートを行っている転職エージェントの大きな特徴です。
なので、ボーナスに関することだけでなく「自分と同じ状況の人がどのように活躍しているか」「面接ではどんなことが聞かれるのか」など。

転職活動に役立つ情報を色々教えてくれるので、ぜひ聞いてみましょう。
また、入社時の給料の交渉なども転職エージェントであれば対応してくれます。
転職に対して不安なことはなんでも答えてくれる転職エージェントだからこそ、ボーナスについてやその他の疑問も解消してくれます。

転職エージェントは無料で利用できるので、簡単な相談だけの利用でもOKです。
参考
転職エージェントの正しい利用方法について詳しく解説しているので、チェックして見てください。
転職するなら転職エージェントの利用は必須!正しい選び方を徹底解説
転職エージェントを複数利用するメリットと注意点!活用方法も解説
ボーナスが出ない会社を選んでも後悔しない方法
ボーナスが出ない会社を選んでも後悔しない方法について解説していきます。
ボーナスが出ない会社を選んでも後悔しない方法
- スキルアップをして昇給を目指す
- 会社員としての収入だけに頼らない
- ボーナスありの会社へ転職することをあらかじめ想定しておく
スキルアップをして昇給を目指す
1つ目は、スキルアップをして昇給を目指すことです。
ボーナスが出ない会社を選ぶ場合には、昇給をして年収をあげていくしかありません。

成果を残し昇給・昇進を目指しましょう。
また、インセンティブがある場合には支給条件を詳しく確認し、獲得に向けて日々の業務に取り組みましょう。
昇給・昇格には、上司との相性も影響してきます。
極端に嫌われることをしなければ、陰で行っている努力も考慮した上で評価してくれるはずです。
昇給を目指して努力すれば、社内の評価も上がり自分のスキルもアップできるので、目の前の仕事に集中し1日も早く成果を残しましょう。

頑張り次第ではボーナスの支給が特例で発生するかもしれません。
参考
仕事ができる人やっている行動について詳しく解説しているので、チェックして見てください。
【仕事が一気に楽になる】仕事が早い人が実践している5つの習慣
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会社員としての収入だけに頼らない
2つ目は、会社員としての収入だけに頼らないことです。
会社員としての収入に高望みしないのであれば、副業などを行い別の収入源を確保しましょう。
会社によっては全面体に副業を禁止していて、バレたら減給や降格処分が下る可能性もあります。

副業を始める前に社内規定を確認しておきましょう。
中には副業に対して特にルールを設けていない会社もありますが、OKと公言していない限りバレないように行う必要があります。
副業としての年収が20万円を超えると、確定申告が必要になります。
副業によって本業に支障が出てしまっては本末転倒なので、事前に社内のルールと副業を行う上の注意点を理解してから始めましょう。

平日の仕事終わりや休日を持て余しているの場合には副業をして収入を増やすことを本格的に考えてみても良いでしょう。
参考
ボーナスありの会社へ転職することをあらかじめ想定しておく
3つ目は、ボーナスありの会社へ転職することをあらかじめ想定しておくことです。
「好条件の会社へ転職したいが応募条件を満たしていなくエントリーできない」などの理由で諦めなければいけないことがあるはずです。

特に未経験からの挑戦や社会人歴が浅いうちの転職であれば、良くある話です。
転職経験が少ない20代であれば、一度ボーナスなしの会社で実務経験を積み、スキルアップした状態で再転職も1つの方法です。
無理に条件を絞って転職先を限定的にするよりも、自分の市場価値を高めてから転職先を選ぶ方がより後悔のない転職ができるでしょう。
自分の今の状況からどのように転職活動を進めるべきか判断に迷う場合には、転職エージェントを利用してみましょう。
転職エージェントであれば、キャリアプランの相談だけでなく実際の企業紹介や面接対策など転職に関する総合的なサポートを行ってくれます。

利用自体は無料でできて相談だけの利用でもOKなので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。
参考
まとめ:ボーナスが出ない会社を避けるためにも企業選びは慎重に
ボーナスが出ない会社を避けるためにも企業選びは慎重に行いましょう。
事前に会社について調べ尽くして入社を決めるのであれば、ボーナスなしの会社でも問題ありません。
しかし、事前のリサーチ不足によって「ボーナスがないなんて知らなかった」「思っていたよりボーナスが少ない」など。
入社後に後悔してからでは手遅れです。
また、ボーナス面以外においても入社後に後悔しないために、事前のリサーチを入念に行い後悔のない転職活動にしましょう。
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