
仕事が全然休めない
上司が休まないから自分も休めない
有給使い辛い雰囲気なのがしんどい
このような悩みを解決していきます。

この記事を書いている僕も、2度の転職経験があります。
本記事の内容
- 人手が足りないから仕事を休めないは仕方がない?
- 仕事が休めない状況が生まれる理由
- 仕事が休めないだけではない!潜んでいるリスク
- 仕事を休めない状況から抜け出す方法
今回は仕事を休めない状況の危険性について解説していきます。

この記事を読むことで、仕事を休めない状況から抜け出す方法が分かりますよ。
Contents
人手が足りないから仕事を休めないは仕方がない?
人手が足りないから仕事を休めないは仕方がないのか解説していきます。
人手が足りないから仕事を休めないのは仕方がない?
- 仕方がないで済ませて良い問題ではない
- 休んだら評価が下がってしまうかも
仕方がないで済ませて良い問題ではない
結論からお伝えすると、仕方がないで済ませ良い問題ではありません。
そもそも休日の取得については、法律で明確な日数が決まられていて義務化されています。
法定の労働時間・休憩・休日
- 使用者は原則として1日に8時間・1週間に40時間を超えて労働させてはいけない
- 使用者は労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけない
- 使用者は少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければならない
有給休暇の取得ルール
- 10日以上の有給休暇が付与されるすべての労働者に対して、年5日の有給休暇を取得させることが義務になっている
- 原則労働者が請求する日に取得させなければならない
- 有給休暇の取得を申請してきた労働者に対して、賃金の減額やその他の不利益な取り扱いをしないようにしなければならない
- 有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合のみ、時期指定権を行使し他の時季に有給休暇を変更することが可能
- 使用者による時季指定権を行使する際は、就業規則に記載しないといけない
取得の時期や日数を会社の独断によって決めることは、法律に違反することになります。
なので、仕事を休めない環境はそもそも問題があるので、休みを取得するしようとする行為はルールの範囲内であれば問題ありません。

休みを取得させないような動きをするような職場なら、長く働くことをオススメしません。
参考
休んだら評価が下がってしまうかも
万が一仕事を休めたとしても、評価が下がってしまうかもしれないと考えるひともいるのではないでしょうか。
無断欠勤やズル休みをしない限り、基本的に仕事を休むだけで評価下がることはありえない話です。
ですが、中には「仕事を休む=自分勝手な行動」と解釈して、強引に評価を下げてくる人も中にはいます。
普段の勤務態度が良くない場合には評価が下げられても仕方がありません。
しかし、普段から真面目に働き成果を残しているにも関わらず、正当な方法で仕事を休んだだけで評価を下げてくるのであれば、上司や職場に根深い問題があります。
上司の独断で評価を下げてくる場合には、人事部に相談して改善してもらうようにしましょう。
もしも、会社としての方針であれば、休めない状況を受け入れるか転職するかしか方法はありません。

絶対に辞められない理由がないならば、転職をすることをオススメします。
仕事が休めない状況が生まれる理由
仕事が休めない状況が生まれる理由について解説していきます。
仕事が休めない状況が生まれる理由
- 慢性的な人手不足が解消できていない
- 業務に偏りがある
- 休みが言い出し辛い雰囲気が出来上がっている
慢性的な人手不足が解消できていない
1つ目は、慢性的な人手不足が解説できていないことです。
繁忙期でなくても、常に人手が足りてない場合にはなかなか休みを取るのが難しいでしょう。
慢性的な人手不足の原因
- 早期退職者が多い
- 社員育成をしない
- 社員が残らない原因を追求しない
現状に陥った原因を会社として改善する意識がない感じられない場合には、この先も同じ状況が続きます。
残れば残るほど一人当たりの仕事量は増えていくため、状況はより悪化するでしょう。

社員一人で解決できる規模の問題ではないので、部署や会社を巻き込んだ対策が必要です。
参考
業務に偏りがある
2つ目は、業務に偏りがあることです。
単純な作業や誰でも代替えの効くような業務内容でない場合には、対応できる人が限られてしまいます。
特に、専門的な知識や長年の経験が必要な業務内容であれば尚更です。
仕事が増える一方で、対応できるを育てていないため必然的に業務量の偏りが生まれます。
手が空いているのに依頼できる仕事がなく遊んでいる状況では、職場内で不満の声が溜まり雰囲気が悪くなっていきます。

業務量の偏りを会社として把握してしない場合が多いため、現場から改善の要望を出さない限り状況は良くならないでしょう。
参考
休みが言い出し辛い雰囲気が出来上がっている
3つ目は、休みが言い出し辛い雰囲気が出来上がっていることです。
「ただでさえ忙しいのに休むなんてありえない」「先輩は働いているのに後輩が休むのはおかしい」などの意見を表向きには言わない人がいることで、休み辛い雰囲気が出来上がってしまっています。
言っている本人はただの愚痴かもしれませんが、周囲としては非常に迷惑な発言です。
また、いざ休もうとすると休みの理由や何をするかをしつこく聞いてくるため、休むことに抵抗を感じてしまいます。
プライベートに干渉されたくない人にとっては、働き辛く感じてしまう原因です。

自分も休み辛い雰囲気を作らないように不用意な詮索をしないように気をつけましょう。
参考
仕事が休めないだけではない!潜んでいるリスク
仕事が休めないだけではない潜んでいるリスクについて解説していきます。
仕事が休めないだけではない!潜んでいるリスク
- 法律を軽視している可能性がある
- 仕事のモチベーションが下がる
- 心や体が不調になる
法律を軽視している可能性がある
1つ目は、法律を軽視している可能性があることです。
仕事を休めないことが当たり前になっている場合、本来守るべき法律より会社にとっての損得だけで物事を決めている可能性があります。
考えられるトラブル
- 残業代の未払い
- 労働条件・就業規則の改ざん
- 長時間労働の強要
もしも、法律違反かもと感じたことがあったら、「労働基準監督署」か「都道府県労働局の総合労働相談コーナー」へ問い合わせてみましょう。
違反行為だと認められれば、是正勧告をされ状況が改善させられます。

もしも是正勧告を無視すれば逮捕や起訴などの刑事手続きが行われます。
参考
仕事のモチベーションが下がる
2つ目は、仕事のモチベーションが下がることです。
休みが十分に取れず働き続けることは、仕事へのモチベーションへ大きく影響します。
働きっぱなしだとONとOFFの切り替えがなく、リフレッシュができません。
常にONの状態だと、集中力の持続時間が短くなり生産性も下がってしまいます。

生産性が下がり仕事をこなすスピードが遅くなってしまっては、さらに仕事が溜まっていってしまいます。
心や体が不調になる
3つ目は、心や体が不調になることです。
リフレッシュできずに働き続けることで、疲労とストレスが着実に蓄積されていきます。
休日を十分に取れていれば、心身ともに回復することができます。
ですが、常に仕事に追われてプライベートな時間がないと、我慢の限界を超えてしまうでしょう。
場合によっては、うつ病や自律神経失調症になる可能性もあります。

負荷のかかった状態を維持し続けることは自分の状況を悪化させるだけなので辞めましょう。
参考
仕事を休めない状況から抜け出す方法
仕事を休めない状況から抜け出す方法について解説していきます。
仕事を休めない状況から抜け出す方法
- 仕事のスケジュールを調整する
- 転職する
- 退職が言い出せない状況なら退職代行を利用する
仕事のスケジュールを調整する
まずは、仕事のスケジュールを調整し休みを取れるよう工夫してみましょう。
今までは最初から休みが取れないと諦めてしまっていたため、仕事のスケジュールを気にしていなかったのではないでしょうか。
1日の仕事の中で気にすべきポイント
- 1日の仕事を整理し見える化する
- タスクの管理方法を見直す
- 依頼されそうな仕事量を事前に確認する
1日の仕事量をあらかじめ把握することで、事前に1日のスケジュールを立てること定時で帰れる目安ができます。
1日のスタートの時点でゴールが見えていれば、仕事に集中でき終業時間までモチベーションを維持できるでしょう。

1日ごと着実に仕事を終わらせていけば休みを取る余裕ができてきます。
参考
転職する
自分の仕事をやり方を工夫し、やるべき努力をおこなっても状況が改善できない場合には転職を検討する必要があります。
根本的な環境を改善するために、社員の声に耳を傾けてくれる職場であれば改善できる可能性はあります。
ですが、長い間休みが取れない状況が改善されないということは、残念ならが現場に意見を気にしていない可能性が高いでしょう。
なので、働きやすい環境を求めて転職をすることは仕方がありません。

今の状況に我慢し続けて心身が不調にならないためにも、早めに転職の準備を始めることをオススメします。
参考
退職が言い出せない状況なら退職代行を利用する
退職を言い出せない場合には、退職代行の利用をオススメします。
退職代行サービスでは、本来自分で行うべき手続きを代行してくれます。
退職代行サービスにお願いできる手続き
- 退職日の交渉
- 残っている荷物のやりとり
- 有給休暇の交渉
- 退職に関する書類
- 未払いの賃金・残業代の交渉
退職に関する手続きを代行してもらうためには、労働組合や弁護士が運営している退職代行サービスを利用するしかありません。
なので、事前に運営元をチェックしたり過去の対応実績を調べるなどして、退職に関する手続きの代行が可能かチェックしておきましょう。

限りなくトラブルが起きる可能性を減らすためにも労働組合や弁護士が運営している退職代行サービスを選びましょう。
参考
まとめ:仕事を休めない状況でも無理はしすぎない
仕事を休めない状況でも無理はしすぎないことが大切です。
仕事が休めない状況で我慢し続けて、体や心が限界を迎えてしまってからではもう手遅れです。
心や体を悪くしてまで尽くすべき職場なんてありません。
自分の生活のためとは言え、無理のしすぎは絶対に辞めましょう。
もしも、無理をするしか選択肢がない職場なら一刻も早く転職活動を始めるべきです。
今の生活を続けて5年後・10年後の自分が後悔しないかもう一度考えてみてください。
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