
転職の面接で気をつけるべきマナーって何か
マナー的にやっていけないことはあるのか
そもそもなんでマナーが重要視されているのか
このような悩みを解決していきます。

この記事を書いている僕も、2度の転職経験があります。
本記事の内容
- 転職の面接でマナーが重要視される理由
- 転職の面接ステップ別マナーのチェックリスト
- 転職の面接におけるNGマナー
- 転職エージェントで面接対策を行うと効果的
- 転職の面接におけるマナーに関するよくある質問
今回は転職の面接のおけるマナーについて解説していきます。

この記事を読むことで、面接のマナーとNG行為が分かりますよ。
Contents
転職の面接でマナーが重要視される理由
転職の面接でマナーが重要視される理由を見ていきましょう。

面接官は、転職の面接でのマナーからオフィシャルな場で適切な対応ができるかを判断しています。
中途採用の場合、新卒と違いビジネスマナーの研修がありません。
なので、すでにビジネスマナーが身に付いていることが大前提となります。
面接では経歴やスキルだけでなく、社会人として適切な振る舞いができるかも採用のためのチェック項目となります。

具体的に面接のステップごとのマナーをチェックしていきましょう。
転職の面接ステップ別マナーのチェックリスト
転職の面接ステップ別マナーのチェックリストについて解説していきます。

面接の中で気をつけるべきマナーを整理したので、自分がどれだけできているかを見てみましょう。
面接のステップごとにポイントがあり、中には細かい内容もあります。
覚えておいて損はないので、順番に見ていきましょう。
転職の面接ステップ別マナーのチェックリスト
- 面接前日までの準備すべきマナー
- 到着から受付までのマナー
- 入室から着席までのマナー
- 面接開始から退室までのマナー
面接前日までの準備すべきマナー
まずは、面接前日までの準備すべきマナーです。
面接前日までの準備すべきマナー
- 持ち物
- 服装
持ち物
1つ目は、持ち物です。
面接において状況に適した持ち物を用意しているかは、印象を決める際に影響します。
なので、カバンや時計は高価なものや派手なものはNG。

応募書類などの書類を忘れないようにしましょう。
参考
服装
2つ目は、服装です。
服装は、第一印象を決める上で重要なポイントです。
面接で男女問わずビジネススーツを用意しておくと間違いありません。
会社によっては、オフィスカジュアルを取り入れている場合もあるので臨機応変に対応しましょう。

アクセサリー類についても気をつける必要があるので事前に調べておきましょう。
参考
到着から受付までのマナー
続いて、到着から受付までのマナーです。
到着から受付までのマナー
- 到着
- 受付
- 控え室
到着
まずは、面接会場へ到着時のマナーです。
面接会場へ到着時のマナー
- 面接の15分前には到着しておく
- 受付は面接の5分前に完了
- スマホの電源はきる
- コートは事前に脱いでおく
到着時のマナーとしては、集合時間や受付時間に関して注意しましょう。
遅刻をすることがNGなのは当然ですが、受付をする時間が早すぎるのも印象が良くありません。
早めに到着しても受付をすぐにはせず、トイレに行ったり身だしなみのチェックをする時間にしましょう。

コートを着てくる時は、面接会場の建物に入る時に脱ぐのが社会人としてのマナーです。
受付
続いて、受付でのマナーです。
受付でのマナー
- ハキハキと挨拶をする
- 要件は端的に伝える
受付での印象は面接官に伝わっていることが良くあります。
面接前だからといって気を抜かず、元気よくハキハキと挨拶をしましょう。

受付では「伺った要件と何時からの予定なのか」を簡潔に伝えることを意識しましょう。
控え室
受付後の控え室でのマナーです。
控え室でのマナー
- 下座に座る
- 対応してくれた人に丁寧に接する
控え室に通された後でも社員の方と接する機会があるので、礼儀正しく丁寧に接しましょう。
面接官でないからといって無愛想にしていると、控え室での様子が面接官の耳に後から入って評価が下がります。
また、座る位置についても下座の位置を確認してから座りましょう。

部屋の入り口に一番近い位置に座っておくとOKです。
入室から着席までのマナー
受付が終わったら、入室から着席までのマナーです。
入室から着席までのマナー
- 入室
- 挨拶
- 着席
入室
まずは、入室のマナーです。
入室のマナー
- ノックは3回する
- 入室する時に「失礼します」と言う
- ドアは両手で締める
初歩的なことですが、面接での受け答えのことばかりに意識がいって忘れてしまいます。
落ち着いて面接に臨むためにも、入室時のマナーから気をつけましょう。

面接官からの返答があってから入室することを気をつけてください。
挨拶
続いて、挨拶時のマナーです。
挨拶時のマナー
- 面接官の目を見て挨拶
- 挨拶後に一礼する
挨拶は相手の目を見てハキハキとしましょう。

お辞儀の角度は、30度がビジネスマナーとして適切です。
着席
挨拶が終わったら、着席時のマナーです。
着席時のマナー
- 指示があってから着席
- 着席前に椅子の前で一礼
- カバンは足元に倒れないように置く
面接官から「どうぞ」と促されてから着席しましょう。
また、カバンやコートは椅子の上では置かないよう気をつけてください。

コートはカバンの上に畳んでおくか、椅子の背もたれにかけましょう。
面接開始から退室までのマナー
最後に、面接開始から退室までのマナーです。
面接開始から退室までのマナー
- 面接中
- 退室
- 面接終了後
面接中
まずは、面接中のマナーです。
面接中のマナー
- 面接の機会に対する感謝を伝える
- 面接官の目を見て話す
- 逆質問の回答はメモをする
まずは面接の機会を儲けてもらったことへの感謝を伝えましょう。
最初に感謝の言葉を伝えることで、印象は良くなります。
また、面接中のやりとりは姿勢を正し面接官の目を見ながらおこないましょう。

猫背や伏し目がちだと、自信がないように見えてしまいます。
退室
続いて、退室時のマナーです。
退室時のマナー
- 面接のお礼を伝える
- 入社意欲を再度アピール
- 退室する時には一礼を忘れない
- コートは面接官が見えなくなってから着る
何度も繰り返しになりますが、面接が終了し退室する時にもお礼の気持ちを伝えましょう。
また、退室時にお礼も忘れずにおこない最後まで好印象を与え続けることが大切です。

お礼と合わせて入社したい旨を伝え、最後までアピールしておきましょう。
面接終了後
最後に、面接終了後のマナーです。
面接終了後のマナー
- お礼メールを忘れない
面接会場から出た後、面接をしてくれたことへのお礼メールを忘れないようにしましょう。
お礼メールの例文
【件名】
面接のお礼
【本文】
株式会社○○ 人事部 ○○様お世話になっております。
本日、面接を受けさせていただきました(フルネーム)と申します。
ご多忙の中、お時間をいただき誠にありがとうございました。
貴社のサービスや活躍するために必要なスキルに対する考え方を深く知ることができました。
以前より貴社を第一志望としておりましたが、本日の面接を通して、貴社で仕事をしたいという気持ちがますます強くなりました。
取り急ぎ面接の御礼を申し上げます。
ご多忙かと存じますので、返信は不要でございます。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
氏名:(フルネーム)
連絡先:(住所・電話番号)
アドレス:(パソコン用のメールアドレス)

面接を通して感じたことや学んだことを交えて簡潔にまとめましょう。
転職の面接におけるNGマナー
転職の面接におけるNGマナーについて解説していきます。
転職の面接におけるNGマナー
- 到着が早すぎる・遅刻する
- 見た目に清潔感がない
- 挨拶の声が小さい
- 言葉遣いが馴れ馴れしい
到着が早すぎる・遅刻する
1つ目は、到着が早すぎる・遅刻することです。
社会人として時間を守れないのはそもそもNG。
中でも忙しい中時間を作っている相手を待たせることは絶対にしてはいけません。

早すぎる到着もかえって迷惑になるので気をつけましょう。
見た目に清潔感がない
2つ目は、見た目に清潔感がないことです。
寝癖がついていたり、スーツやシャツにシワがついていたりするのでは失礼です。
面接での姿を見て一緒に働きたいと思えなければ、内定をもらうのは難しいでしょう。

靴やカバンが汚れていないかも前日のうちに確認してください。
挨拶の声が小さい
3つ目は、挨拶の声が小さいことです。
ボソボソと挨拶をすると、やる気がないのではと勘違いされます。

第一印象は重要なので、ハキハキと挨拶しましょう。
言葉遣いが馴れ馴れしい
4つ目は、言葉遣いが馴れ馴れしいことです。
面接では、オフィシャルな場面に適切な言葉遣いをしなければいけません。
敬語に不慣れな場合にも、敬語が使えない人と思われ印象が悪くなります。

普段から目上の人には適切な言葉遣いをするように意識しましょう。
転職エージェントで面接対策を行うと効果的
転職エージェントで面接対策を行うと効果的です。
転職エージェントでは、面接対策だけでなく転職に関するサポートを無料で行ってくれます。
転職エージェントがしてくれるサポート内容
- 転職に関する相談
- 求人紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接日程の調整
- 面接対策
- 入社時期や給料・待遇面の交渉

転職のプロとしてのアドバイスだけでなく、業種に特化した情報も教えてくれます。
オススメの転職エージェント
転職エージェントを選ぶ時は、面倒かもしれませんが複数登録した中から選びましょう。
なぜなら、転職エージェントによってキャリアアドバイザーの優秀さや相性が異なるからです。
転職活動が成功するかに、相性の良いキャリアアドバイザーを見つけられるかが大きく影響します。
自分に合ったキャリアアドバイザーを見つけるためにも、複数の転職エージェントに登録しその中から絞ることをオススメします。

正しい転職エージェントの利用法を理解し、心強いパートナーを見つけましょう。
参考
転職エージェントの正しい利用方法について詳しく解説しているので、チェックして見てください。
転職エージェントを複数利用するメリットと注意点!活用方法も解説
転職するなら転職エージェントの利用は必須!正しい選び方を徹底解説
転職の面接におけるマナーに関するよくある質問
転職の面接におけるマナーに関するよくある質問について解説していきます。
転職の面接におけるマナーに関するよくある質問
- 面接官より先に入室するときのマナーは?
- 面接時間に遅刻しそうな時に適切な対応は?
面接官より先に入室するときのマナーは?

面接官が来るまでは座っていてOKですが、来たときは立って挨拶しましょう。
面接官が来るまでは座って待っていてOKですが、来た時に座ったまま挨拶するのはNG。
面接官によっては、その時点でマイナス評価になります。
また、待っている間にスマホをいじって時間を潰すのも辞めましょう。
面接時間に遅刻しそうな時に適切な対応は?

1分でも遅刻しそうなら、事前に連絡してください。
基本的に遅刻はNGですが、イレギュラーな理由で遅刻することもあるかもしれません。
「1分くらいなら大丈夫だろう」と思う人もいるかもしれませんが、社会人として黙って遅刻するのはNG。
まとめ:転職の面接におけるマナーを理解して転職を成功させましょう
転職の面接におけるマナーを理解して転職を成功させましょう。
面接での振る舞いから、ビジネスマナーが身についているかをチェックされます。
中途採用の場合には、ビジネスマナーは身についていること前提なので新卒の時ほど大目に見てもらえません。
面接のステップごとに抑えておくべきマナーがあるので、改めて見返し面接に備えましょう。
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