
転職の応募に必要な書類って何か
履歴書と職務経歴書の違いはあるのか
そもそも応募書類の書き方が分からない
このような悩みを解決していきます。

この記事を書いている僕も、2度の転職経験があります。
本記事の内容
- 転職活動に必要な履歴書と職務経歴書は何が違う?
- 転職の成功を引き寄せる!履歴書を作成するコツ
- 転職の成功を引き寄せる!職務経歴書を作成するコツ
- 履歴書と職務経歴書を作成する上で注意すべきポイント
- 履歴書と職務経歴書のクオリティを上げるなら転職のプロに添削してもらおう
今回は履歴書と職務経歴書の書き方について解説していきます。

この記事を読むことで、転職に必要な応募書類の準備方法が分かりますよ。
Contents
転職活動に必要な履歴書と職務経歴書は何が違う?
転職活動に必要な履歴書と職務経歴書は何が違うのか詳しく見ていきましょう。
項 目 | 履歴書 | 職務経歴書 |
目 的 | 「どんな人か」を知ること | 「何ができるか」を知ること |
内 容 | 学歴や基本情報 | 実務経験やスキル |
文 量 | JIS規格に従う | A4用紙2枚分 |
書き方 | 手書きorPCどちらでも可 | PCで作成するのが一般的 |
履歴書とは「人柄を知るための書類」で、職務経歴書とは「スキルや経歴面を知るための書類」になります。

それぞれ目的の異なる書類なので、転職活動において両方準備しましょう。
転職の成功を引き寄せる!履歴書を作成するコツ
転職の成功を引き寄せる履歴書を作成するコツについて解説していきます。
転職の成功を引き寄せる!履歴書を作成するコツ
- 項目ごとに記載するべき内容
- 記載内容のポイント
- 記載する上でのマナー
項目ごとに記載するべき内容
まずは、項目ごとに記載すべき内容をみていきましょう。

次に項目ごとの記載内容のポイントをみていきましょう。
記載内容のポイント
次に、記載内容のポイントを順番にみていきましょう。
記載内容のポイント
- 基本情報
- 学歴・職歴
- 免許・資格
- 志望動機・自己PR
- 本人希望欄
基本情報
日付
- 面接日もしくは郵送した場合の到着日にする
写真
- カラー印刷で正面から撮影
- 男性:ネクタイとスーツ、女性:フォーマルなジャケットを着用
- 顔全体がはっきり見える写真を使用
氏名
- 見やすい字で丁寧に記載
年齢
- 作成時の年齢を記載
住所
- 都道府県から番地まで記載。(建物名がある場合は部屋番号まで記載)
メールアドレス
- 普段から使用しているもの、連絡がつきやすいアドレスを記載
- 携帯キャリアやフリーアドレスどちらでもOK
電話番号
- 普段から使用しているもの、連絡がつきやすい番号を記載
学歴・職歴
学歴
- 年は西暦or年号どちらでもOK
- 高卒からの学歴を記載(学校名や学科は正式名称で記載)
職歴
- 在籍したことのある会社の入社・退社時期を正確に記載(会社名は正式名称で記載)
- 会社名の横or下の行に、配属部署を記載
- 部署異動をしていれば、異動先の部署名と年月を記載
- 最後に「現在に至る」と記載し締め括る
免許・資格
免許・資格
- 取得年月順に記載
- 免許・資格名は正式名称で記載
- 応募先に関係する資格を記載
志望動機・自己PR
志望動機
- 結論から書き始め、理由も合わせて記載
- 「なぜその会社でいけないか」も合わせて記載
- 入社したらどのような形で貢献できるかを簡潔に記載
自己PR
- 武器になるスキルや経験を簡潔に記載
- アピールポイントとなる根拠を記載
- アピール内容が発揮された経験を当時の状況がイメージできるように記載
本人希望欄
本人希望欄
- 連絡がつく時間帯・退社予定時期がわかれば記載
- 雇用条件に対するアピールはNG
- 特に何もなければ「貴社に規定に従います」と記載
記載する上でのマナー
履歴書を記載する上でのマナーを見ていきましょう。
履歴書を記載する上でのマナー
- 手書きの場合は黒の油性ボールペン・PCの場合はフォント色は黒を使用
- 修正液・修正テープの利用はNG
- 年号の書き方は統一する
PCでの作成で問題ありませんが、手書きで作成する場合には書きミスをした場合には必ず書き直しましょう。
修正液や修正テープの利用はNGです。
消せるボールペンなども摩擦によって文字が消えるため、利用を控えましょう。
また、読みやすくするために年号の書き方を統一するよう意識してください。
履歴書の丁寧さに人柄が現れるので、時間をかけて丁寧に聞くようにしましょう。

フォーマットはこちらからダウンロードできます。
転職の成功を引き寄せる!職務経歴書を作成するコツ
転職の成功を引き寄せる職務経歴書を作成するコツについて解説していきます。
転職の成功を引き寄せる!職務経歴書を作成するコツ
- 項目ごとに記載するべき内容
- 記載内容のポイント
- 記載する上でのマナー
項目ごとに記載するべき内容
まずは、項目ごとに記載すべき内容をみていきましょう。

次に項目ごとの記載内容のポイントをみていきましょう。
記載内容のポイント
次に、記載内容のポイントを順番にみていきましょう。
記載内容のポイント
- 職務要約
- 職務経歴
- 資格・特技
- 活かせる経験
- 自己PR
職務要約
職務要約
- 転職先で活かせるスキルや経験を200~300文字以内でまとめる
- 「5W1H」を意識して内容を作成
職務経歴
職務経歴
- 新卒として入社時期から現在までを漏れなく記載
- 時系列に整理する
- 仕事内容や実績を織り交ぜてアピールする
資格・特技
資格・特技
- 資格は正式名称を記載
- 取得に向けて取り組んでいる資格についても記載してOK
活かせる経験
活かせる経験
- 今までの仕事を通しての経験をアピール
- 自分は何ができるのはを採用担当者に伝えることを意識する
自己PR
自己PR
- 自分の強みを簡潔に記載
- 数値で表現できる実績は必ず数値で記載
- 「昨年比と比較して」「全体100人中」など比較対象があれば記載
記載する上でのマナー
職務経歴書を記載する上でのマナーを見ていきましょう。
職務経歴書を記載する上でのマナー
- 読みやすいように簡潔な文章を意識
- 具体的なアクションを入れ、読み手が分かりやすいように工夫
- 自分語りのような長文でのアピールはNG
職務経歴書の場合には、どうしても書きたいことが多くなり文章が長くなりがちです。
自分本位な文章構成だと、採用担当者は読む前に疲れてしまい内容が伝わりません。
「具体的なアクションを記載」や「実績を数値化する」などして、読み手が分かりやすいように工夫しましょう。
読みやすいように丁寧にまとめられた内容だと、採用担当者に好印象を与えられます。

フォーマットはこちらからダウンロードできます。
履歴書と職務経歴書を作成する上で注意すべきポイント
履歴書と職務経歴書を作成する上で注意すべきポイントについて解説していきます。
履歴書と職務経歴書を作成する上で注意すべきポイント
- 古い履歴書・職務経歴書を使い回さない
- 志望企業に向けた内容で作成
- 書き終わったら必ずチェック
- 提出時のマナーを事前に確認
古い履歴書・職務経歴書を使い回さない
1つ目は、古い履歴書・職務経歴書を使い回さないことです。
履歴書と職務経歴書には、それぞれ作成日を記入します。
万が一使い回しをして作成日を直し忘れてしまった場合、採用担当者に使い回しをしたことがバレます。
些細な点ですが、そもそもマナーとして使い回しはNGです。

面倒かもしれませんが、毎回きちんと書き直しましょう。
志望企業に向けた内容で作成
2つ目は、志望企業に向けた内容で作成することです。
同時に複数の企業へ応募していると、企業ごとに作ることが面倒かもしれません。
ですが、各企業ごとに求めている人材は違います。

企業側が求める人物像をチェックして作成しましょう。
参考
書き終わったら必ずチェック
3つ目は、書き終わったら必ずチェックすることです。
書いている途中でもチェックしながら作成しているかもしれません。
ですが、書き終わってから全体を通してチェックし、「内容不備・誤字脱字などがないか」を必ず見てください。
自分の人生を左右する大切な書類に不備があると、仕事でもミスをする人だと思われます。

書類の不備で印象を悪くしないためにも、チェックは徹底しましょう。
提出時のマナーを事前に確認
4つ目は、提出時のマナーを事前に確認することです。
履歴書と職務経歴書をメールで送る場合には、PDF化して送るようにしましょう。
PDFデータであれば、OSに関係なくチェックができます。
また、「添付ファイルの名前を分かりやすい内容にする」「メールの最後に署名を入れる」などを忘れないようにしましょう。
【件名】◯◯職応募の件/氏名(フルネーム)
【本文】
株式会社〇〇採用ご担当者様はじめまして。(苗字)と申します。
(媒体名)で御社の求人情報を拝見し、前職での〇〇の経験を御社の〇〇に活かせるのではと思い、〇〇職に応募したくご連絡を差し上げました。
履歴書等の応募書類一式を添付しておりますので、ご査収の程お願い申し上げます。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、面接の機会をいただけますと幸いです。
以上になります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
==================
■氏名(場合によってはふりがなも記載する)
■郵便番号
■住所
■電話番号
■メールアドレス(普段から連絡のつくメールアドレス)
==================

メールの文章に自信がない方は、ぜひ参考にしてください。
履歴書と職務経歴書のクオリティを上げるなら転職のプロに添削が必要
履歴書と職務経歴書のクオリティを上げるなら転職のプロに添削が必要です。
自分の中では完璧だと思っていても、「内容が分かりづらい」「言いたいことが伝わらない」などと感じることはよくあります。
せっかく作成する応募書類なら、転職のプロから添削をしてもらいましょう。

転職エージェントなら、無料で履歴書と職務経歴書の添削をしてくれます。
また、転職エージェントなら業界だけでなく企業の採用状況に関する情報なども持っています。
「面接時によくされる質問」や「企業側が求める人物像」など、選考を有利に進めるための情報を提供してもらうことが可能です。
なので、履歴書や職務経歴書の添削だけでなく、面接対策もセットで依頼できる転職エージェントの利用をオススメします。
オススメのエージェント

転職エージェント経由で転職しなくても費用はかからないので、安心して利用しましょう。
参考
転職エージェントの正しい利用方法について詳しく解説しているので、チェックして見てください。
転職するなら転職エージェントの利用は必須!正しい選び方を徹底解説
転職エージェントを複数利用するメリットと注意点!活用方法も解説
まとめ:履歴書と職務経歴書で自分の魅力を最大限アピール
履歴書と職務経歴書で自分の魅力を最大限アピールしましょう。
面接に進む前の段階では、書類上でのアピールしかできません。
「たかが応募書類だから」と侮らず、書類選考の段階から自分の魅力を伝える努力をしましょう。
自分だけで考えた内容では不安な方は、ぜひ転職エージェントに添削してもらってください。
転職のプロからのアドバイスをもらい、希望の企業の面接に進む可能性を上げましょう。
合わせて読みたい
-
正しい転職活動のやり方を解説!転職成功までの転職の進め方が分かる
続きを見る
合わせて読みたい
-
正しい転職活動の事前準備|正しいやり方と事前準備が大切な理由
続きを見る