
退職代行を使っても失敗することはあるのか
退職代行に失敗するとどうなるのか
退職代行で失敗しない方法を知りたい
このような悩みを解決していきます。

この記事を書いている僕も、2度の転職経験があります。
本記事の内容
- 退職代行を使って失敗するとやばい?実際にあったトラブル事例
- 退職代行を使って失敗する原因はたった1つ
- 退職代行で失敗しないための業者選びのコツ
- 退職代行で失敗しないために弁護士へ依頼するメリット
今回は退職代行を使って失敗するとどうなるかについて解説していきます。

この記事を読むことで、退職代行で失敗しないコツが分かりますよ。
Contents
退職代行を使って失敗するとやばい?実際にあったトラブル事例
退職代行を使って失敗するとやばいのか、実際にあったトラブル事例について解説していきます。
退職代行を使って失敗するとやばい?実際にあったトラブル事例
- 代行会社を使っても退職できなかった
- 会社から損害賠償請求をされた
- 残業代や未払い分の給料を請求できなかった
- 想定以上の費用を請求された
- 退職後の資料が送られてこない
代行会社を使っても退職できなかった
1つ目は、代行会社を使っても退職できなかったケースです。
退職代行使ったら上司が家まで来て待ち伏せされてた
見事に話して退職できなかった、、— 毎日たのぴっぴ (@TSFA1CQ9CPcGD19) October 25, 2021
てかさ、最近流行ってる退職代行使ってみて退職できなかったのに『100%退職できました!!』って記載されてて本当に草生える
— ねこねこ三兄弟 (@nunun1210) November 3, 2018
民間の代行会社が増えているため、対応内容が「退職の意思を伝えるだけ」の業者も増えています。
せっかくお金を払っても、退職できなければ返金されたところで困ってしまいますよね。

代行会社が増えても、退職できるサービス内容でなければ意味がありませんよね。
会社から損害賠償請求をされた
2つ目は、会社から損害賠償請求をされたケースです。
先日退職代行サービスで退職した後に会社から損害賠償請求を受けました。
利用した代行サービスでは退職後に対応できない、と言われ放置され困っている状況です。
こちらの会社では弁護士さんが付いていないので何もできないそうです。
退職代行の費用を抑えてお願いした結果ですが、初めから弁護士さんが対応される代行サービスに依頼しておけば良かったと後悔しています。
(引用:yahoo知恵袋)
「引き継ぎなしで退職した」「人手が足りなくなって損害が出た」など。
稀なケースではありますが、損害賠償請求をされることがあります。
ですが、退職と損害に相当な因果関係がなければ損害賠償が認められるのは困難。

自分だけで判断するのが難しい場合には、念の為弁護士へ相談しましょう。
残業代や未払い分の給料を請求できなかった
3つ目は、残業代や未払い分の給料を請求できなかったケースです。
予想はしてたけど、一月分の給料は支払われてなかった。
退職代行さんに交渉してもらってるけど、しんどい— ロイ・ダイダロス@Vtuber向けのジャンク屋でマスビルダー名人 (@Roy_Daidalos) February 21, 2022
退職代行を使わないと辞められない会社の中には、未払いの残業代や給料があることも。
ですが、民間の代行会社では請求できないため、結果的に泣き寝入りすることになる場合があります。

依頼する代行会社がどこまで対応できるのかを事前に把握しましょう。
想定以上の費用を請求された
4つ目は、想定以上の費用を請求されたケースです。
また退職代行使って若手辞めちゃったよ。調べたら5万もかかるし残業代請求するとオプションで別料金だと…
いい商売だね。— ぺこりん (@pecorin_sa) November 13, 2019
初期費用が安い場合は、会社への交渉を行おうとすると別途費用が発生することがあります。
結果として、予定していた費用よりも大幅にかかってしまうことも。

代行会社の料金プランに関して、依頼したい内容の対応費用を明確にして上で利用するかを決めましょう。
退職後の資料が送られてこない
5つ目は、退職後の資料が送られてこないケースです。
仕事の引き継ぎが上手くいかなかったり離職票とかの書類が貰えなかったりみたいなトラブルちょいちょい聞くわね
あと仕事辞めるために会社や上司と戦うのはかなり自分の成長に繋がると思うわ
なのでまあ退職代行使うのは友達の立場から止めたいところ
お金ももったいないしね— けーたい (@nagienciel) January 28, 2021
会社の中で連携が取れておらず、もらわなければいけない書類の手配が進まないことがあります。
退職時にもらわなければいけない書類は、「転職先への提出」「保険や年金への切り替え」で提出を求められることも。

書類がもらえるか心配な場合には、弁護士へ相談することをオススメします。
退職代行を使って失敗する原因はたった1つ
退職代行を使って失敗する原因はたった1つです。

失敗する原因は、業者選びにあります。
退職代行で失敗するケースの多くは、事前のリサーチ不足によって想定していたサポートが受けられなかったことが考えられます。
改めて、代行会社によって対応できる範囲を整理しましょう。
退職代行サービスの対応内容比較表
対応内容 | 民間業社 | 労働組合 | 弁護士 |
会社に退職の意思を伝える | ◯ | ◯ | ◯ |
退職手続きのサポートを受ける | ◯ | ◯ | ◯ |
会社に退職条件を告知してもらう | ◯ | ◯ | ◯ |
退職届の作成を代行してもらう | × | × | ◯ |
会社から引き止めに対しての交渉をしてもらう | × | ◯ | ◯ |
残業代や未払いの給料の交渉をしてもらう | × | ◯ | ◯ |
離職票の発行を会社へ依頼してもらう | × | ◯ | ◯ |
賠償請求に対して対応してもらう | × | × | ◯ |

代行会社によって対応できる範囲に違いがあることが分かりますよね。
対応できる範囲を正しく理解しないまま利用を決定するのは非常に危険。
せっかくのお金も無駄になってしまい、残るのは退職できなかった気まずさだけです。

後悔しないためにも、失敗しない業者選びのコツを見ていきましょう。
参考
退職代行で失敗しないための業者選びのコツ
退職代行で失敗しないための業者選びのコツについて解説していきます。
退職代行で失敗しないための業者選びのコツ
- 業者にて対応してもらうえる業務内容を明確に把握する
- 労働組合運営や顧問弁護士付の退職代行会社を選ぶ
- 代行会社に依頼するのが不安なら弁護士に依頼する
業者にて対応してもらうえる業務内容を明確に把握する
1つ目は、業者にて対応してもらうえる業務内容を明確に把握することです。
まずは、「退職代行サービスとは何をしてくれるのか」を正しく理解しましょう。
退職代行のサービス内容の中に、弁護士資格がないとおこなってはいけない行為もあります。
弁護士資格がないのにも関わらず民間の退職代行サービスを行うと非弁行為となり、法律違反になるので注意しましょう。
弁護士資格がないと行ってはいけない行為
- 有給取得の交渉
- 給料未払いに対する請求
- 未払いの残業代に対する請求
- 退職金の請求
- パワハラやモラハラなどに対する慰謝料請求

利用を検討している退職代行サービスについて改めて確認してください。
労働組合運営や顧問弁護士付の退職代行会社を選ぶ
2つ目は、労働組合運営や顧問弁護士付の退職代行会社を選ぶことです。
先ほどお伝えしたように、民間の退職代行サービスでは対応範囲が不十分である可能性があります。
ですが、「労働組合運営や顧問弁護士付の退職代行会社」であれば、会社との交渉が可能です。

自分の手間を無くすためにも、会社との交渉ができる退職代行サービスを選びましょう。
代行会社に依頼するのが不安なら弁護士に依頼する
3つ目は、代行会社に依頼するのが不安なら弁護士に依頼することです。
「会社からの連絡が怖い」「民間の退職サービスでは不安」など、できるだけ不安要素をなくしたい考える人もいるのではないでしょうか。
万が一会社とのトラブルが起きた場合の対応までして欲しい場合には、弁護士に相談しましょう。
弁護士であれば、「会社へ退職意思を伝える」ことから「未払い賃金・有休消化の交渉」まで対応可能です。
また、ハラスメントに対する慰謝料請求に関しての相談もできます。
弁護士資格をもつ退職代行の中でも「弁護士法人みやび」が特におすすめなのでぜひチェックしてみてください。
\ 弁護士による退職代行/

退職時に会社と揉めることが少しでもある場合には、弁護士へ依頼しましょう。
退職代行で失敗しないために弁護士へ依頼するメリット
退職代行で失敗しないために弁護士へ依頼するメリットについて解説していきます。
改めて弁護士に依頼するメリットを整理しましょう。
弁護士に依頼するメリット
- 退職手続きの全てを代行可能
- 残業代の請求にも対応可能
- 未払い分の給料の請求にも対応可能
- 損害賠償請求された場合でも対応可能
- 不当解雇があった場合も対応可能
退職をする以上、「退職したいのでやめます」と言ったから終わるわけではありません。
会社からの引き止めや未払い賃金の請求など、退職するまでにもやることは山積みです。
「退職するのに会社側とやりとりしたくない」と考える人だから退職代行を利用したはず。

そこで頼りになるのが、会社との交渉ができる弁護士です。
弁護士であれば、民間の代行会社とは違って会社へ退職の意思を伝えるだけではありません。

スムーズに退職交渉を進めるためにも、弁護士の利用をオススメします。
参考
まとめ:退職代行で失敗したくないなら弁護士がおすすめ
退職代行で失敗したくないなら弁護士がおすすめです。
先ほどもお伝えしたように、弁護士でなければ対応できないことがあります。
会社側との交渉も弁護士資格がないと対応ため、安全に退職するためにも弁護士へ依頼しましょう。
自分の力だけで退職するのが不安なら、無理せず退職代行を利用してください。
ストレスから解放され、1日でも早く穏やかな生活送れるようにしてください。
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