
転職活動にも自己分析って必要なのかわからない
自己分析のやりかがイマイチわからない
自己分析しないと転職活動が上手くいかないのか知りたい
このような悩みを解決していきます。

この記事を書いている僕も、2度の転職経験があります。
本記事の内容
- 転職活動における自己分析の重要性
- 転職活動に役立つ自己分析のやり方
- 転職活動に自己分析の結果を活かすコツ
- 転職活動に役立つ自己分析ツール
今回は転職に役立つ自己分析のやり方について解説していきます。

この記事を読むことで、転職活動において自己分析を行う重要性が分かりますよ。
Contents
転職活動における自己分析の重要性
転職活動における自己分析の重要性について解説していきます。
転職活動における自己分析の重要性
- 面接の成功率を上げる
- 転職活動における判断軸ができる
- そもそも転職するべきなのかが判断できる
面接の成功率を上げる
自己分析を時間をかけて行うことで、面接で聞かれる志望動機の質を高めることができます。
自己分析を行うことで、志望動機を深掘りする質問をされても内容に一貫性のある回答ができます。
採用担当者が納得する回答をするためにも、5W1Hに沿って内容を考えておきましょう。
5W1Hとは
- Who(誰が)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
採用担当者も5W1Hに沿って質問を用意しているため、回答をあらかじめ5W1Hに沿って準備しておくことは必須事項です。

志望動機の内容が薄っぺらいと簡単に不採用になってしまうので、自己分析を行い万全の準備をしましょう。
転職活動における判断軸ができる
自己分析の結果は転職活動における判断軸になり、自分の価値観や今後の目標のことを指します。
業界や職種を決める基準や企業を選ぶ基準がなければ、なかなか転職活動が思うように進みません。
ですが、判断軸があることで思いつきで転職先を決めることがなくなりミスマッチを減らすことができます。

自己診断を通して見つけた判断軸を明確にして、効率的かつ後悔のない転職活動を進めましょう。
そもそも転職するべきなのかが判断できる
自己分析を行うことで、そもそも今すぐ転職すべきなのかも判断できます。
今すぐの転職が必要でないケース
- 一時的に仕事が辛い
- 話し合いで原因を解決できるか面倒だからとりあえず転職したい
- 辞めたい理由は特にないけどとりあえず辞めたい
明らかに労働環境に問題がある場合や人間関係のトラブルで悩んでいる場合には、転職をすべきでしょう。
しかし、一時的な感情に身を委ねてしまっても、根本的な原因が解決できた訳ではありません。
今の原因が曖昧な状態で退職をすると、今後同じような状況になった場合にすぐ辞めてしまい辞め癖がついてしまいます。

辞めなければいけない理由が自分の中で明確でない場合には、今の職場で辞めたい原因を解消できないか考えてみましょう。
転職活動に役立つ自己分析のやり方
転職活動に役立つ自己分析のやり方について解説していきます。
転職活動に役立つ自己分析のやり方
- STEP1:キャリアを棚卸しする
- STEP2:自分の強みを整理する
- STEP3:自分の価値観についてまとめる
- STEP4:今後の目標を具体的にする
STEP1:キャリアを棚卸しする
まずは、キャリアの棚卸しを行いましょう。
自分自身を再認識するためにも、今まで行ってきた仕事について整理する必要があります。
キャリアの棚卸しのやり方
- 今の職場で行っている日々の業務内容を書き出す
- 日々の業務の中で心がけていることや功績を書き出す
- 身につけたスキル・経験を可視化する
- 自分の武器である経験やスキルが活かせる場面を考える
- 将来のキャリアプランと結びつける
キャリアの棚卸しを行い場合には、自分の弱みに向き合い事実と正直に向き合いましょう。
自分を少しでもよく見せようとして、実績を盛ってしまっては正しく自己分析できなくなってしまいます。

要点を抑えて自分自身を改めて見つめ直してみましょう。
参考
STEP2:自分の強みを整理する
次に自分の強みを整理しましょう。
転職活動において、仕事上の功績以外にも武器になる強みはたくさんあります。
転職活動で武器になる自分の強み
- 素直さ/誠実さ
- 集中力/粘り強さ
- ストレス耐性/精神力
- 主体性/チャレンジ精神
- 正確性/スピード
- 論理的思考力/想像力
自分の強みを整理し正しく言語化できるで、ぼんやりと思っていた自分の考えが具体的に見えくるでしょう。
自分自身と向き合い自分の強みを見つけることで、今まで自覚のない自分の強みを見つけることもできます。

普段の生活の中で考える機会がないはずなので、この機会に自分の強みについて考えてみましょう。
STEP3:自分の価値観についてまとめる
次に、自分の価値観についてまとめてみましょう。
自分の価値観について振り返る質問事項
- 周囲から思われている自分のイメージ
- 自分が目指す社会人像
- 仕事上でやりがいを感じる瞬間
- 仕事上でストレスを感じる場面
- 仕事上で大切にしていること
企業選びだけでなく、転職後の仕事に対するモチベーションにおいても自分の価値観が大きく左右します。
自分の価値観を理解した上で転職先を決めないと、入社後に辛いことがあった場合すぐに仕事を辞めたくなってしまうでしょう。

自分の価値観を整理した上で企業選びを行うことで、企業選びでのミスマッチを防ぐことができます。
STEP4:今後の目標を具体的にする
最後に、今後の目標を具体的にしましょう。
立てる目標が具体的であれば、転職活動における判断基準が明確になるため、より企業選びが行いやすくなります。
具体的な目標を立てるための項目
- 今後どのようなスキルを身につけたいか/伸ばしていきたいか
- 何をモチベーションにして仕事を続けていきたいか
- 社会人としてどうなっていきたいか
立てた目標に対して、「なぜそう思うのか」が説明できる根拠まで自分の中で考えておくと、より説得力のある目標になります。
実際にエントリーする場合には、「エントリー先の企業が掲げた目標をなぜ叶えられると考えるか」まで準備しておきましょう。

あまりにもフワッとした目標だとコロコロ内容が変わってしまい役に立たない目標になってしまうので、自分の中で納得できる目標にするように深堀りをしていきましょう。
参考
転職活動に自己分析の結果を活かすコツ
転職活動に自己分析の結果を活かすコツについて解説していきます。
転職活動に自己分析の結果を活かすコツ
- 企業選びの判断軸として活用する
- 段階的に自己分析を行う
- 実体験と絡めたエピソードを用意しておく
企業選びの判断軸として活用する
自己分析の結果を企業選びの判断軸として活用しましょう。
自己分析を行う前と後では、企業選びでチェックする基準が変わっているはずです。
しかし、せっかく行った自己分析の結果を無視して状態で企業選びを行うと、自己分析に費やした時間が無駄になってしまいます。
自己分析の結果を活用し企業選びを行うことで、転職のミスマッチを防ぐことができます。

自分の価値観や目標に合わない企業を選び早期退職するリスクを減らしましょう。
段階的に自己分析を行う
自己分析を行い場合には、段階的に行っていくとより自己分析の精度が高くなります。
自己分析の結果は、実施する時の感情や一時的な考え方によって左右されます。
なので、一度の自己分析を終わらせず段階的に行うことで、精度を高めることが可能です。
実際に自己分析をやって頂くと分かるのですが、過去に行った結果と見比べてみると全く同じ結果にならないことが分かります。

同じ作業を何回も繰り返すことが面倒なのは分かりますが、転職に失敗しないためだと割り切りましょう。
実体験と絡めたエピソードを用意しておく
自己分析の結果に対して、実体験を絡めたエピソードを用意しておきましょう。
なぜなら、転職活動において実体験を絡めたエピソードがあると、面接での志望動機や自己PRに役立つからです。
「何の根拠もない志望動機」と「根拠となるエピソードを自信を持って話せる志望動機」では、採用担当者の印象が良いのは明らかに後者です。
ですが、いくら転職活動を早く終わらせる為だとしても面接用にエピソードを作成するのNGです。
エピソードに対して深堀りされた時に、辻褄が会わなくなると一気に印象が悪くなります。

嘘のエピソードを作って入社したい会社への転職のチャンスを失わないようにしましょう。
転職活動に役立つ自己分析ツール
転職活動に役立つ自己分析ツールとしておすすめなのが、リクナビNEXTのグッドポイント診断です。
「リクナビNEXT」のグッドポイント診断とは、無料で利用できる自己診断サービスで「自分自身の強み」が把握できます。
グッドポイント診断をするメリット
- 自己PRを整理する時に役立つ
- 面接対策の「自分の長所・短所」を考える材料になる
- 応募書類の作成をする時にヒントになる
自己診断の結果は18種類といった細かい項目の中から自分にあったものを教えてくれるため、より具体的な内容で自分の強みを教えてくれます。

無料でできる診断ツールとしてはクオリティが高く参考になるので、ちょっとした隙間時間でやってみましょう。
他にも無料で利用できる自己分析ツールがあるので、ぜひ試してみてください。
\ 客観的な視点から自分の強みを発見/
参考
転職活動に役立つ自己分析ツール
まとめ:転職活動以外でも自己分析は役に立つ
転職活動以外にも自己分析は役に立つので、今すぐに転職の予定がない人でもこの機会にやっておきましょう。
自己分析のやり方
- STEP1:キャリアを棚卸しする
- STEP2:自分の強みを整理する
- STEP3:自分の価値観についてまとめる
- STEP4:今後の目標を具体的にする
自己分析が転職活動における判断軸として役立つのはもちろん、今の仕事に対するモチベーション維持にも活用できます。
自己分析を通して立てた目標が今の仕事の中で実現できる場合には、なんとなくこなしていた仕事のギアをさらに一段あげるきっかけになってくれます。
特に、「転職したい訳ではないけど今の仕事がつまらない」と感じる場合には、自己分析を行い潜在的に思ってした仕事への思いをもう一度思い返してみましょう。
合わせて読みたい
-
転職する時も企業分析は必要?やり方と押さえるべきポイントを解説!
続きを見る
合わせて読みたい
-
転職が怖いと感じるのは当たり前の感情【将来後悔しないための知識】
続きを見る