
第二新卒はハローワークを利用すべきなのか
利用する上での注意点はあるのか
どんな人がハローワークの利用に向いているのか
このような悩みを解決していきます。

この記事を書いている僕も、2度の転職経験があります。
本記事の内容
- 第二新卒の転職でハローワークは利用すべき?
- 第二新卒の転職でハローワークの利用をオススメしない理由
- 第二新卒でもハローワークを利用した方が良い人
- 第二新卒がハローワークを利用する時の注意点
今回は第二新卒の転職でハローワークを利用すべきなのかについて解説していきます。

この記事を読むことで、第二新卒の強みを活かした転職方法が分かりますよ。
Contents
第二新卒の転職でハローワークは利用すべき?
まずは、第二新卒の転職でハローワークは利用すべきかといった点についてです。

実体験もふまえて、正直利用はオススメしません。
ハローワークには、求人の掲載費用がかからないため中小企業の求人が多くあります。
中でもITやWeb系などの人気な業界に関する求人はほぼありません。
キャリアの選択肢が多い第二新卒であれば、わざわざハローワークの求人の中から選ぶ必要がないというのが率直な意見です。

幅広い業種から転職先を見つけたい場合には、転職サイトや転職エージェントの利用をオススメします。
参考
第二新卒の転職でハローワークの利用をオススメしない理由
第二新卒の転職でハローワークの利用をオススメしない理由について解説していきます。
第二新卒の転職でハローワークの利用をオススメしない理由
- 大手企業が人気企業の求人がない
- 第二新卒に特化した求人がない
- ブラック企業を見分けるのが難しい
大手企業が人気企業の求人がない
1つ目は、大手企業や人気企業の求人がないことです。
大手企業や人気企業は、採用コストをかけて優秀な人材を確保することを目的としています。
しかし、ハローワークを訪れる人の多くは、失業保険の手続きです。
もともとの目的がマッチしていないため、企業側としては入社意欲の低い人の相手をするメリットはありません。
また、ハローワークを経由した採用活動は、企業側にとって処理が面倒になるため利用を避けられます。

期待値の低さや処理の手間などから、企業側がハローワークを利用するメリットはほぼありません。
参考
第二新卒に特化した求人がない
2つ目は、第二新卒に特化した求人がないことです。
そもそも、ハローワークの求人検索システムの中で第二新卒に特化した求人をピックアップすることができません。
第二新卒は既卒と同じカテゴリーに分けられてしまいます。
既卒と比べると、「社会人経験がある」といった優位性があるものの、一括りにされてしまっては転職活動が効率よく進みません。

転職サイトや転職エージェントであれば、第二新卒に特化した求人を簡単に見つけることができます。
ブラック企業を見分けるのが難しい
3つ目は、ブラック企業を見分けるのが難しいことです。
ハローワークは求人を掲載したい企業を断ることはしません。
なので、働きやすい求人がある一方でブラック企業の求人も掲載されています。
就業条件で判断できる求人もあれば、実際入社してみないと分からない求人などさまざまあります。

転職サイトや転職エージェントなら大問題になるレベルの状況です。
参考
第二新卒でもハローワークを利用した方が良い人
第二新卒でもハローワークを利用した方が良い人について解説していきます。
第二新卒でもハローワークを利用した方が良い人
- 地元での就職を希望している
- 転職サイトで納得いく転職活動ができなかった
地元での就職を希望している
まずは、地元での就職を希望している場合です。
特に地方の場合だと、転職サイトや転職エージェントで扱っている求人数が少ないケースがあります。
ハローワークは地元に根強い企業が求人を掲載していることが多いです。
なので、地域によってはハローワークの方がより多くの求人をチェックすることができます。

地域に根強い企業への転職を検討している場合には、ハローワークをチェックしてみてください。
転職サイトで納得いく転職活動ができなかった
続いて、転職サイトで納得いく転職活動ができなかった場合です。
企業規模問わず働きやすい環境を求める場合には、選択肢の幅を広げる必要があります。
転職サイトに掲載されている求人でカバーできない部分を、ハローワークであれば補える可能性があります。
これから採用活動に注力したい企業などは、採用コストを抑えるためにあえてハローワークで募集することも。

転職サイトより競争率も低いので、内定がもらいやすくなるでしょう。
参考
第二新卒がハローワークを利用する時の注意点
第二新卒がハローワークを利用する時の注意点について解説していきます。
第二新卒がハローワークを利用する時の注意点
- 転職に関するサポートは期待できない
- 希望の職種が見つからない
- 求人検索システムが使いづらい
転職に関するサポートは期待できない
1つ目は、転職に関するサポートは期待できないことです。
ハローワークは、あくまでの条件に見合った求人を提示してくれるまでが仕事です。
なので、「履歴書や職務経歴書の添削」や「面接対策」などは全く対応してくれません。
初めての転職で不安な人は、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントでは、転職に関するサポートを無料で行ってくれます。
転職エージェントで受けられるサポート
- 転職に関する相談にのってくれる
- 希望の条件に沿って求人を紹介してくれる
- 履歴書・職務経歴書の添削や面接対策をしてくれる
- 面接日程の調整までお任せできる
- 転職先との給料や入社日の交渉もしてくれる

自分の転職活動に合った方法を選択しましょう。
参考
正しい転職エージェントの利用法について詳しく解説しているので、チェックして見てください。
転職エージェントを複数利用するメリットと注意点!活用方法も解説
転職するなら転職エージェントの利用は必須!正しい選び方を徹底解説
希望の職種が見つからない
2つ目は、希望の職種が見つからないことです。
先ほどもお伝えしたように、ハローワークでは求人数にあまり期待できません。
なので、「希望とする求人が少ない」「該当する求人が0件」といったことがあります。
より多くの求人の中から企業選びをしたい段階であれば、ハロワークよりも転職サイトや転職エージェントの利用をオススメします。

ミスマッチを無くすためにもより多くの求人の中から自分に合った企業を見つけましょう。
求人検索システムが使いづらい
3つ目は、求人検索システムが使いづらいことです。
ネットから全国どこでも求人を見ることは可能です。
ですが、申し込みは最寄りのハローワークに直接行く必要があります。
ハローワークの窓口で求人を確認した上で企業側へ連絡してもらわなければいけないため、申し込みまでの手続きが面倒です。
また、転職サイトに比べると検索条件を細かく設定できないため、求人を見つけるのが煩わしく感じてしまうでしょう。

ネットからエントリーできないことは、仕事が忙しい社会人にとって利用を避ける原因になってしまいます。
まとめ:第二新卒ではハローワークではなく転職エージェントがオススメ
第二新卒ではハローワークではなく転職エージェントがオススメです。
第二新卒の優位性を、ハローワークでは活かすことができません。
転職エージェントであれば、「第二新卒に特化した求人の紹介」から「第二新卒の強みを活かすアピール方法」までサポートしてくれます。
普段仕事で忙しい人なら尚更、転職エージェントを利用して転職活動を効率よく進めましょう。
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