
残業しないと怒られるのは絶対おかしい
定時で帰りたいのに周囲の視線が痛い
いいかげん残業しないで帰れる日常を送りたい
このような悩みを解決していきます。

この記事を書いている僕も、2度の転職経験があります。
本記事の内容
- 「残業する=偉い」は根本的に間違っている
- 残業が偉いと勘違いしたまま働くリスク
- 「残業する=偉い」風潮の職場から抜け出す方法
今回は「残業=偉い」認識がおかしい理由について解説していきます。

この記事を読むことで、残業が慢性化している日常から抜け出す方法が分かりますよ。
Contents
「残業する=偉い」は根本的に間違っている
「残業する=偉い」は根本的に間違っている根拠について解説していきます。
「残業する=偉い」は根本的に間違っている根拠
- 残業が当たり前だったのは昔の話
- そもそも残業を続けることはデメリットしかない
- 残業を多くすることで評価が上がることはない
残業が当たり前だったのは昔の話
一昔前と比べてみても、技術の発達によってできることの幅が増えています。
技術の発達によってできるようになったこと
- ファックスや書面ではなくメールでのやりとり
- 電話や対面での打ち合わせ以外にオンラインでのビデオ会議
- 業務を効率よく進めるためのシステムやツール
仕事上のやりとりにおいても、書面や電話でのやりとりしかできなかった時代と比べてメールやオンライン会議ができることで格段に仕事がやりやすくなっています。
テレワークを導入する会社が増えてきていることから、「仕事は会社に行かなければできない」との考え方も変わりつつあります。
なので、仕事のやり方を工夫することで、いくらでも残業はなくす・減らすことが可能です。

時代が変わり仕事のやり方も変われば、働き方への常識も自然と変わっていきます。
参考
そもそも残業を続けることはデメリットしかない
そもそも残業することで得られるのはほとんどデメリットです。
残業を続けるデメリット
- 疲労やストレスが蓄積しやすい
- 常に仕事のことを考える必要があり気が休まらない
- 常に気を張っているためリフレッシュできない
残業によって受ける疲労やストレスは、環境が改善されない限り常に蓄積され続けます。
残業続きだと、リフレッシュのために行動することすら面倒になり何をするにも面倒に感じてしまいます。
リフレッシュできずに蓄積された疲労やストレスは、目に見えない形で体や心を蝕み続けるでしょう。

廃人のようにならないためにも残業をすることが偉いと勘違いしてはいけません。
残業を多くすることで評価が上がることはない
残業をすることで社内評価が上がることはありません。
なので、いくら残業をしたとしても成果が伴っていない場合には「残業しても成果が残せない仕事が出来ない人」とにて認知されてしまうでしょう。
仮に残業をすることで社内の評価が上がる評価制度である場合には、会社として使い勝手の良い駒を増やすためだと理解しておきましょう。
本来であれば、他の人より余分に残業代を支払う必要のある人を高く評価するはずがありません。
ですが、「残業を好んでする=会社に従順で扱いやすい」と経営陣が考えている場合には、残業を多くする人が評価される仕組みになるでしょう。
今いる職場が、残業を多くすることで評価が高くなる環境であれば残業を強要される前に転職することをオススメします。

転職活動する余裕がないほど働かされる前に行動を起こしましょう。
残業が偉いと勘違いしたまま働くリスク
残業が偉いと勘違いしたまま働くリスクについて解説していきます。
残業が偉いと勘違いしたまま働くリスク
- 仕事に終わりが見えずいつまで経っても帰れない
- 仕事の生産性が低下する
- 残業しないことに違和感を感じる
仕事に終わりが見えずいつまで経っても帰れない
残業することが偉いと感じ慣れてしまうと、仕事を切り上げるタイミングを見失ってしまいます。
残業ありきで仕事をしている場合、本来帰るべきはずの定時ですら意味を為さなくなってしまうため業務を終わるタイミングがいつまで経っても分かりません。
また、いつも残業をしていることで周囲からは「いつも残業しているキャラ」として認知されてしまいます。
残業するキャラに認知されてしまうと、周囲から仕事を依頼されやすくなり余計に帰りが遅くなってしまうでしょう。
残業するキャラの人はほとんどいないため、本来の業務とは関係ない仕事であっても押し付けれてしまう可能性が高いです。

自分のプライベートを守るためにも、残業をしなければいけない場合であっても退社する時間を決めるようにしましょう。
参考
仕事の生産性が低下する
会社として利益を上げるためには、社員一人一人の生産性を上げることが必要不可欠です。
しかし、残業ばかりしていることで疲労やストレスを溜め込んでいる状態で働かなければ行けなくなり、生産性が下がってしまいます。
また、夜になるに疲労とストレスがさらに蓄積された状態となるため、集中力が持続し辛くなりより仕事に支障が出ます。
無駄な時間外労働によって、会社としても余計に残業代を支払う必要があるため残業をすればするほど会社にお荷物になってしまうでしょう。
限られた時間の中で集中して仕事に取り組み成果を残すことが社会人として働く上で要求される能力です。

残業をダラダラ続ける生活は会社からマイナス評価をされる原因になるので、今すぐにやめましょう。
参考
残業しないことに違和感を感じる
定時退社を意識できている最初のうちは、残業することがイレギュラーな事態であると認識できます。
ですが、残業をする頻度は増えるにつれて残業をしないことがイレギュラーなことであると勘違いしてしまいます。
残業を無くそうと意識しているうちは、業務時間内に仕事を終わらせようと集中して仕事に取り組みます。
しかし、残業することに慣れてしまうと定時退社だけでなく残業を減らす努力すらしなくなってしまうでしょう。
残業が当たり前になってしまうことで、正常だった価値観が悪い方向に変わっていってしまいます。

残業ありきの生活に慣れてしまうことで得られるメリットは全くないので、残業することが当たり前に感じる前に対策を練りましょう。
参考
「残業する=偉い」風潮の職場から抜け出す方法
「残業する=偉い」風潮の職場から抜け出す方法について解説していきます。
「残業する=偉い」風潮の職場から抜け出す方法
- 周囲を気にせず定時退社する
- 定時までに仕事が終わるように効率化を図る
- 翌日に回せる仕事は無理にやらない
- 残業の少ない職場に転職する
周囲を気にせず定時退社する
定時までに仕事が終わったなら堂々と退社しましょう。
そもそもの考え方として、定時退社をすると「ちゃんと仕事してないんじゃないか」と思われることを気にするかもしれません。
ですが、仕事を定時までに終わらせることが大前提になります。
周囲の人が疑いの目を向けてくるのは、その人たち自身が残業ありきのスケジュールで組んでいるからです。

もともと残業する前提で仕事をしている人からしてみれば、定時になっても仕事が残っているのは当然です。
しかし、残業をしないように仕事を進めた人にとっては関係のないことです。
陰口を言っている人がいるかもしれませんが、定時退社は業務時間内にきっちり仕事を行った証なので、後ろめたさを感じる必要は全くありません。

定時退社を率先することで、周囲に残業していることがおかしいと気づくきっかけを与えることになります。
定時までに仕事が終わるように効率化を図る
1日の仕事を定時までに終わらせるように効率化を図ることが必要です。
効率化を図る方法
- 1日のスケジュールを立てる
- 勤務時間内は集中して仕事に取り組む
- 取り組む前の段取りから手を抜かない
仕事の効率化を図る上で、仕事の全体像を把握することは必要不可欠です。
なので、1日の仕事の全体像を把握し、どのようにして終わらせていくかイメージしましょう。
1日の中で自分がどのように仕事を進めるべきかがイメージできることで、仕事への集中力が高まります。

合わせて基本的なパソコン操作なども覚える努力をすると、よし素早く仕事を終わらせることができます。
参考
翌日に回せる仕事は無理にやらない
受け持っている仕事の中で、無理に今日やらなくても良い仕事が出てくることがあります。
無理に今日中にやらなければいけない仕事でない場合には、翌日に回すなどして1日のスケジュールを調整しましょう。
仕事の内容や緊急性などの応じて、即日対応が必要な場合もあります。
ですが、急ぎでない場合には無理にその日対応する必要はありません。
仕事の優先順位やスケジュール管理をすることで残業を減らすことができるため、闇雲と取り組むのではなく一旦状況を整理してから取り組みましょう。

仕事ができるようになるに連れて、仕事をコントロールする能力も必要になってきます。
残業の少ない職場に転職する
自分の仕事を調整し工夫して残業をなくす努力をしても全く状況が変わらない場合には、転職を検討しましょう。
今の状況でできる限りのことをやったのに、何も変わらなければ一社員が変えらえる問題ではありません。
会社として改善すべき問題に一人で立ち向かったとしても、厄介者扱いされ会社に居づらくなるのが目に見えています。

残業が少ない環境を求めて転職することが最善の選択です。
残業ばかりの環境にいると、転職活動の時間を確保するのが次第に難しくなります。
中には、転職が初めての場合「そもそも転職ってどうやってするのか分からない」などと思う人が多いはずです。
残業が当たり前の環境にいても、スムーズに転職活動を進めたい場合には転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントは無料で利用でき、企業選びから内定後の交渉までトータルサポートしてくれます。
参考
まとめ:「残業=偉い」風潮の職場は異常なので早めの対処が必要
「残業=偉い」風潮の職場は異常なので早めの対処が必要です。
長い間おかしい環境にいると、いつしかおかしいとすら感じなくなります。
感覚が鈍ってしまってからでは、「今の状況がおかしい」と気づくことが難しくなります。
なので、正しく認識できているうちに行動を起こしましょう。
いますぐに転職できない場合には、まずは残業をしない・減らすための行動から始めることが大切です。
今の職場に居続けて後悔しないためにも、勇気を持って一歩を踏み出しましょう。
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